第二次大戦時に投下された爆弾・砲弾等は、沖縄県内だけで約20万トンあります。そのうち5%の1万トンが何らかの理由で爆発しなかった不発弾となっております。
2016年まで、米軍及び自衛隊により7515トンを処理しており山中や海中深くにあり見つけるのが困難な「永久不明弾」の500トンを除くと、住宅地や耕作地に1985トンの不発弾が未だに残っていると考えられます。
石垣島内においても、旧空港跡地及びその周辺(真栄里、平得)、新空港周辺(白保、盛山)をはじめ、島内各地で多数の不発弾が発見され処理されております。
特殊な機械を使って不発弾を発見する磁気探査業務は、建築工事や開発行為、農作業で、地中に埋没する爆弾・砲弾などの危険物による触発事故を未然に防止するとともに、未来の安全・安心した生活を確保するために必要な調査です。
地中から発見された不発弾
建築工事前の不発弾探査
不発弾探査はお済ですか?
沖縄県の「住宅等開発磁気探査支援事業」
および「広域探査発掘加速化事業」の活用で、
不発弾探査費用は、
原則 100% 補助 されます。
「住宅等開発磁気探査支援事業」
住宅・アパート等の建築やその他の工事、開発を予定されている方は、磁気探査業者の選定が必要です。「八重山地区磁気探査協会」へお問合せ下さい。設計段階・開発行為申請中でも可能です。
沖縄県 「住宅等開発磁気探査支援事業」
「広域探査発掘加速化事業」
耕作地や作地などの、工事予定の無い土地をお持ちの方は、申請する土地の市町村窓口で、「磁気探査要望の注意事項」をご確認のうえ、出してく 「磁気探査同意書(要押印)」を提ださい。
沖縄県 「広域探査発掘加速化事業」